【お葬式】お葬式の価値
今日は、【お葬式・供養】について説明させていただきます。
まず、終活カウンセラーとしてお葬式において大事なことは…。
■ご自身でお葬式の価値を感じること・見出すこと
■お葬式前後のサポート
まず、お葬式についてですが、皆さまは喪主や施主にならなくてもどなたかのお葬式に参列したことはあるかと思います。
ところで、お葬式をやる意義は何だと思いますか?
例えば、自分以外のご身内の誰かがお亡くなりになった時、あなたはお葬式をされますか?
亡くなった本人にはわからないのだから「必要ないわ」というかたも中にはいらっしゃるかと思いますが、ほとんどの方はされると思います。
親がなくなったから「もうええわ」を思う人は少ないです。
お葬式の価格は、平均で約200万円と言われています。
結構なお金です。
この結構なお金を払ってでもやる価値がお葬式にはあるのですよね。
では何故、お葬式をあげるのでしょうか?
お葬式の価値とは何でしょうか?
お葬式は故人の人生最後の式典。
やはり、人生の絞めくくりといいますか幕引きは大事だと思うのです。
学校でも入学式があって卒業式がある。
運動会なら開会式があって、校長先生の実にためになる面白くない話を聞いて閉会する。
ドリフも「全員集合」から始まって「ババンバ・バン・バン・バン」とエンディングを聞いて土曜日が終わるわけです。
例えば、入学しても卒業式はない、運動会でも競技だけやって終わりとか、ドリフも面白いコントだけ見て笑って終わりでは締まりません。
人生も同じで最後の幕引きがあって故人の人生が完結するのです。
そして、どうせお葬式をするなら故人らしく故人の人生最後の式典にふさわしいお葬式がよいのではないでしょうか。
それをするためには、「どのようなお葬式をしたいのか」を元気なうちから、家族や大切な人と話し合ったり、エンディングノートに書くことで希望や意思を伝えておくことが肝要です。
また、お葬式は故人の為だけでなく遺族の為にするものでもあります。
例えば、
- 親の死に向き合うことで命の大切さを知ることができる。
- 親戚一同が集まり、改めて縁が深まる
- 遺族や親しい友人の心を癒す
があります。
また、お葬式前後のサポートはとは…。
ご自身と遺される家族や大切な方の双方が、お葬式について話し合い、またエンディングノートに書き残すことで想いや希望を確認でき、万一の場合の葬式の準備ができます。故人の意思が認識できていれば少なくとも後悔はなくなります。故人の意思がわからず、遺族が判断しかねることこそが後悔につながるのです。
お葬式後は、心を込めて見送ることによってその悲しみを受け入れ、気持ちに区切りを付けられます。
私は、お葬式を通じて、母親の人徳に気付きました。
コロナ渦にも拘わらずご近所の方、お世話になった企業、従業員さん、親戚一同、沢山の方が母親のためにご参列いただきました。
息子として、母親が多くの人に愛されていたことに心から嬉しかったです。
私自身、母のように死を悼み、お別れに参列してもらえるような人間にならないといけないと自覚しました。
PS
私はエンディングノートの書き方講師をしています。
宜しければ無償でご指導させていただきます。
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