【価格】ご所有不動産の売却価格設定方法

もし、あなたがご所有不動産を売却するなら、、、

 

一円でも高く売却したい。

相場より高い金額で。

××さんがよりも高い価格で売却したい。

「良い金額で売却できたね。」という称賛の声が欲しい。

「へー、そんな金額でよく売れたね。スゴイ!」と羨ましがられたい。

親戚や親、子供(身内)たちから「売却して良かったね。」と言ってもらいたい。

親から引き継いだ財産。高値で売却しないと申し訳ない。安売りしては親に申し訳ない。

売却して兄弟や子供たちにお金をわけてあげたい。

 

と、お思いではないでしょうか?

 

それには、売却価格をいくらに設定するかがキーポイント。

 

そこで本日は、私のこれまでの経験からご所有不動産の売却価格設定方法をお話しします。

 

宜しいですか?

 

まず、不動産業者に5社ほど査定依頼してください。

担当営業マンと相性が合わなければ即断ってください。

相性が合わない人間とは良い取引はできません。後に後悔が残ってしまいます。

 

 

そして、査定書価格が提示されたらこのように聞いてください。

□『この査定価格のどういった根拠でしょうか?』

□『御社が提示した価格で購入してもらえる買主が実際いるのでしょうか?』

□『その査定価格で売却できる確率は何パーセントですか?』

□『その査定価格で買主を募集するとして値下げしなければならない場合はありますか?』

□『御社で買い取ってもらえる価格はいくらですか?』

 

この質問は、その業者が提示した査定の内容を見極める必要があります。

ほんとうに売却可能価格なのか(買い客が既にいる。自社購入)

それとも、この査定額を目安に買主を探そうとするのか。

この二つに分かれます。

 

売却可能価格は、売主が査定額に納得すればすぐにでも成約になる価格。

しかし、売却可能価格では業者や買主の都合のよい価格ですから割安で売却したことになります。

従って、その価格より上乗せ価格で再度売主に交渉する必要があります。

 

査定額を基準にこれから買主を探す場合は、さらに注意が必要です。

なぜなら業者は、売主が競合他社にも査定を依頼していることを知っています。

また、その中で最も高い査定額を提示した業者に売却を依頼する心理を知っています。

そのため、仕事を依頼させるには、競合している業者よりも上の価格を提示する必要があるわけです。

ということは、相場よりかけ離れている価格を提示していることになるのです。

 

ですから、この場合の査定価格はあまり当てになりません。

ご注意下さい。

 

また、高額で売却したいからといってあまりにも相場より乖離した価格で募集しても、買主からは価格を見たその段階であなたの物件は候補から除外されてしまいます。

価格交渉しても無理だろうなと感じるわけです。

 

そこで、私の経験値は、売却可能価格÷0.75~0.80が募集価格として妥当であると思われます。

例えば、売却可能価格が1,000万円だとすると÷0.75で計算して募集価格は1,333万円。

そこから買主からの価格交渉が入っても仮に1割の価格交渉が入ったとしても、1,200万円で落ち着けばという考え方です。

 

是非、参考にしてみてください。

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