【お葬式】お葬式の多様化
今日は、まずクイズを出してみたいと思います。
問題です。
「お通夜」と「告別式」をあわせてお葬式と言う。
〇か×か?
答えは
「×」
なんです。
お葬式の定義は、故人の魂に対するとご遺体を火葬する「葬送儀礼」と社会的儀式(お別れ会)である「告別式」とを合わせて「お葬式」といいます。
「お通夜」ではないのですね。
次に、
「終活相談」での最も多いのは何でしょうか?
答えは、
お葬式
お墓
相続
その中でも、お葬式や供養に関する相談がもっとも多いのですね。
やはり、人生の終末期の活動といいますか、死に支度という意味が強い感じがするからだと思います。
そして、何よりお葬式や供養の仕方も多様化してきており、知識不足やどこに相談してよいのかわからないので私どものような終活カウンセラーに相談が多いのが原因です。
多様化、バリエーションが沢山ありすぎるわけですね。
何故、多様化してきたかについてはやはりライフスタイルは変化が要因です。
おひとり様や核家族化の増加、少子高齢化社会、人口減少などがあげられます。
では、お葬式ではどんなものがあるかと言いますとおおかたこの4つです。
まずは、「一般葬」。
これは昔ある葬儀の形ですね。前日にお通夜をして次の日に告別式、ご遺体を火葬するものです。
次に、「家族葬」
これは主流の葬儀の形です。コマーシャルや掲示板、よく巷で見かけます。因みに、この家族葬と言う名称は葬儀社のつけたもののようです。家族と近しい方だけでひっそりと行うイメージです。
それから、「一日葬」
お通夜をせず告別式と火葬を行う葬儀です。
最後に、「直葬」
告別式もせず、そのまま火葬をするだけのもの。費用が一番安いのが特徴ですね。
お葬式に価値を感じない方や、族に迷惑を掛けたくないという理由で「直葬」を希望される方もいらっしゃるようです。
次に、多様化しているお葬式の形をご紹介しますと、、、
「生前葬」
人生においてお世話になった友人・知人を招待し、“元気なうちに感謝の気持ちやお別れを告げるお葬式です。 実際に生前葬に出席した人や、自身で生前葬を行ったことがあるという人はまだまだ少ないですね。晩年を迎え、友人・知人などの社会的関係に区切りをつける場合に行われています。私の感想としては、生きているうちに参列してくれた人やその数、お世話になった人への自分への想いがわかり、また、生前しているのでお世話になった方々への想いを自らが伝えられるのが良いと思います。
「宇宙葬」
宇宙葬 とは、空へ遺灰を放つ弔い方です。ロケットで遺灰を宇宙へ打ち上げるため、まとまった金額が必要になります。「故人が宇宙旅行を夢見ていた」「亡くなったら宇宙空間へ行きたい」といった理由で利用する人がいます。ただ、利用者も実施会社が少なそうです。
「音楽葬」
音楽葬とは、無宗教葬・自由葬と呼ばれる葬儀形式の一種で、音楽を流して故人を偲ぶ葬儀のことを指します。私は、個人的に忌野清志郎さん、ジョニー大倉さんを思い出しますね。
どのお葬式の形にもメリットとデメリットがありますので、それを把握したうえでどのようなお葬式にしたいのか予めイメージする必要があると同時に、家族で話し合うことが大切ですね。
是非、話し合ってみてください。
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